2014年7月17日木曜日

鳴り物禁止と寺の鐘

今年は友人たちの子供が多数、高校野球に出場しています。そんな年齢になったのですね。赤ちゃんの頃から知っている子供たちが坊主頭でニキビ顔、汗を散らしながら全力で戦う姿には心を打たれてしまいます。

岡山県大会は県内の4球場で開催されていますが、うちから自転車で5分程度の場所にも球場があって賑やかな応援が繰り広げられています。しかし、今年は開催が始まってもシーンとしている。まだ一回戦だから応援が少ないのかと思っていたら「今大会から鳴り物禁止」となったそうです。私は学生時代ブラスバンド部でしたし、夏の風物詩としてあの応援が大好きで、境内にいても聞こえだすとワクワクしていました。それが今年から聞こえない……。ほかの球場は鳴り物OKでなのに、なんだか残念な気持ちでいっぱいです。

ここからは想像で書くので間違っているかもしれません。なぜ禁止になったのか? かなりの確率で想像できること……ひょっとしてご近所の苦情があったのかも。それならますます残念で複雑な気持ちになってしまいます。

現代では、お寺の鐘で「うるさい!」とクレームをつける人がいると云います。何百年来、鳴り続けているモノに対して、最近越してきた人が文句を言う。なんともやるせない気持ちになります。球場に関しては、あくまでも想像の域を出ませんので何とも申せませんが、ちょっと気になり記してしまいました。

事柄には順序があります。郷に入っては郷にしたがえ……少し強引に聞こえるかもしれませんが、少しばかり新参者のわがままがさまざまなバランスを乱しているような気がしてなりません。

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