2014年7月13日日曜日

リアル昔話……5つの傾向

昔話にはよく、正直じいさんと意地悪じいさんが出てきます。ばあさんバージョンもあります(笑)日本話の面白いところは、登場場面ですでに、善悪のキャラクターがはっきりしています。そして最後までその逆転はありません。

坊さんの仕事は幅広い年齢層と接します。また、坊さんはいろんな世間話を耳にします。これは他の職業よりダントツで多いと思います。もちろん昔話のように最初から善悪がはっかりしない展開がほとんどです。しかし最後には明暗が分かれるエピソードが多い。激しい場合は、それが末期の場合だってあるわけです。

現実問題としては、それぞれのエピソードにほとんど正直者は出てきません。意地悪する人も出てきません。でも明暗が分かれちゃう。なぜだかわかりませんが、それぞれのエピソードを吟味してみると傾向ははっきり出てきます。

バッドエンドの人は、「わがまま」「おかげさまと言わない」「過去の悪いことをむしかえす」「人と比べる」、そして「二番煎じ」。この5つが絡んで善からぬ方向へ突き進んでいくようです。もちろんこれは私感です。でもちょっと身の回りをこの視線で調査してみてください。けっこう的を射ているかもしれません。ぜひともご報告を……お待ちしております。

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