桜のお話。この時期には何かと教えられることが多いんです。人間が桜に対して一番の拷問はブルーシートで根本を覆うことだそうです。樹木は大地の表面から根は息をしているので、そこを覆ってしまうと窒息するのです。昔から花見はあったそうですが、以前はコモか筵(むしろ)でした。通気性を確保していたのですね。だから現代の花見はプロレスでいうチョーク(首絞め)攻撃をしながら、我欲を満たしているといっても過言ではありません。
うちの境内にも桜がたくさんありますが、この花の時期を迎えるまでたいへんな手入れを要します。消毒も必要ですし、落ち葉の量も半端じゃありません。しかしこの時期を迎えるとすべてが報われる。エコ、自然保護など勝手な継承は鳴らすくせに「花見」のレベルは愚の骨頂……そろそろ愛で方を考える時期が来ているような気がします。
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