2014年4月13日日曜日

淡々とTurn, Turn, Turn

本日は2回目となる「銀座で法話」の集いを開きます。素敵なゲストも駆けつけてくれますので、ぜひご参加下さい。

銀座で法話会 4月13日(日)15:00〜 銀座はせがわギャラリー6階

昨日から高蔵寺の『こども寺子屋』の新学期が始まりました。今年も8月を除く第2、4土曜日の朝7時から、地域の子供を集めて開校します。もう20年を越えました。細々ですがなんとか続いています。この行事があったからこそ、新客殿は完成しましたし、世代を超えた檀信徒との交流も広がりました。

2名のときもあれば30名越えることもありました。私の人生の中で一番「淡々と」という気持ちで続いた行事だと思います。それは子供が相手だと小手先は通用しないし、ど派手なことは続かない。子供というものは常に期待を裏切る存在。期待はしない。でもズッと変わらず同じ場所で待つ。これを大いに学んだのが、私にとっての寺子屋なのです。



学校でも塾でもない。まして家庭でもない。決してニュースタイルでもない。でも「在り続けること」。これが宝と成るのです。時間を費やしてきた宝物。お寺は畑かも知れません。毎年、いろんな種(子供)がやってきて、実ったら巣立っていきます。それは淡々と巡りめぐる。

そういえば私たちが主宰している、歌と法話のコラボ『うたかたり』ではよくフォークシンガーの小林啓子さんがPete Seeger の『 Turn, Turn, Turn 』を披露してくれます。旧約聖書「コヘレトの言葉」をヒントに出来た曲だそうですが、「廻る、廻る、廻る」という自然の正しい流れを示しているとか。なんだか、淡々とTurn, Turn, Turn 同じ響きでリンクしているような気がしてきました。

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