2014年4月29日火曜日

過ちを笑顔に

27日、新潟糸魚川の後半のお寺の法要に講演で花を添えさせていただきました。無事すませ、その足で北上し上越へ向かいました。旧友とのドライブ、その晩は大浴場のあるホテルに泊まり、昔話で盛り上がりました。

うまく伝わるかわかりませんが、ちょっと不思議感覚を記しておきます。翌日、朝風呂に入ったときのことです。寝ぼけてた私は何気なしに洗い場のシャワーをひねりました。すると凄い勢いで冷水が天井にむけて噴き出ししまいました。

あわわ…と慌てていると後ろから「冷たい!」と声がしました。恐る恐る振り返るとそこにはおじさんと小さな男の子が身体を洗っていました。私は「しまった!」とオロオロするしかなく、とっさに「ごめんなさい、ごめんなさい」と力なく発しました。

すると、おじさんは「あ、かまわんよ、大丈夫、大丈夫」と満面の笑みで返してくれました。男の子も「だいじょうぶ」と笑顔でした。



不思議な気持ちになりました。最悪のミス、怒られて当然のミス、正直お詫びの言葉すら浮かばずにいたのに。二人の反応に妙な爽やかさを覚え、清々しい気持ちになりました。

過ちも対応一つで素晴らしい宝となる。上手くまとまりませんが、こんな一場面が勇気や元気をくださるのだと思うのです。

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