それは決して施しの内容ではなく、それを提供する側の「姿・カタチ・心」のあるのだと思います。たとえば倉敷の中央斎場。地方にしてはたいへん近代的で大きな斎場です。ごく形式的な流れの中で日々、淡々とご遺体の荼毘が行われています。
そこで古くから働いておられる1人の男性スタッフは、どんなに急いでいても私をみると足を止め、小さな声で「ご苦労さまでございます」と礼をされ、決して愛想笑いをしたり、無駄口をすることはありません。それは最小限のもてなしですが、その機敏な態度には「私でなければ」という任務へのプライドが滲み出ていて、彼に接するとスッとした気持ちになります。
ただモノやコトバを提供すればいい……日本のおもてなしはそうじゃない。マニュアルで作られたサービスとは違うのでしょうね。「私でなければ」と胸を張って全うし、周囲から常に「あなたでなければ」といわれる立場でありたいものです。
◎すべての疲れた大人のための法話会 『抜苦与楽〜ばっくよらく』
- 日 時 3月15日(土)午後8時〜
- 講 師 天野こうゆう(高蔵寺住職)
- テーマ 3月は「ご縁」について考えてみよう!
- 内 容 法話、質疑応答など
- 会 費 1,500円(1ドリンク代込)
◎3月の『くらしき仏教カフェ』
- 日 時 3月16日(日)午後3時〜
- 会 場 夢空間はしまや(倉敷市東町1-20)
- 講 師 天野こうゆう(高蔵寺住職)
- 内 容 法話、仏教解説、質疑応答、プチめい想など
- 会 費 1,500円(お茶代込)
- 申 込 086-422-2564(必ず予約をお願いします)
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