かなり寒そうです。「もう春やん!」と浮かれる頃ですが、やっぱり高野山は甘くありません。ここからの寒さがとんでもなくきつかった記憶が蘇ります。
今日という日はもっとも空海さまを観じられる1日となります。今では旧暦と新暦の両方で供養がなされますが、一般的には彼岸の中日にあたる今日はたいへん盛大な法要が営まれます。これが終わると高野山に春が訪れます。
そのお姿は尊くありがたいもので、なんとも香しい霧立ちこめる石室の中に静かに瞑想なされる空海さまの御衣は長年のご修行によって傷み、御髪も伸びておられたので投地礼拝を繰り返しながら、新しい御衣のお着替えと剃髪をお手伝いしたと云います。そのとき、同行したお弟子にはそのお姿を拝することができなかった。観賢僧正とお弟子、そして空海さまのご様子をいかに篤く説くかが、高野山本山布教師の大切な任務です。
◎毎日、プチ法話(メルマガ)が届きます。ぜひご登録を『ほほえみ法話』
◎フェイスブックやっています『天野こうゆうのFacebook』
◎爆笑法話はいかがですか?『拝、ボーズ!!podcast』
0 件のコメント:
コメントを投稿