2014年3月7日金曜日

お仏壇と自律神経

私は「帰依」について説明するとき、「心の拠り所」という表現をします。靴はゲタ箱に、服はタンスに、身体はベッドに、心はお仏壇にと喩えます。朝、仏前で手を合わせて身体と心を1つにして、夜、就寝前に感謝の手を合わせて心を仏さまにお返しする。お仏壇はそういう役割であるから必要なんだと切り出しますと、興味を持って聴いて下さいます。

自律神経についての専門書籍を読んでみますと、夜間、無意識に交感神経が働いて心身をリフレッシュしてくれているのだと記されています。心臓や血流は無意識で働き続け、その命令をそれらの神経がつかさどっており、こと胃腸は他の内臓が働いているときに休み、他が休んでいるときに働いているそうで、夜ゆっくり睡眠することはそれらを正常に整える役割があるのだそうです。


まだまだ私の研究は序の口なので結論をみませんが「帰依」と「自律神経」は同じ源流にあるのかもしれません。また仏教の戒律や断食、怒りのコントロール方法はこのあたりの分野と密接な関わりがあるのではないかと思います。そしてこの角度からお仏壇をみますと、こと密教においてはそれが言えるかも……です。上手くまとまりませんが、徐々に結びつけてお話ししたいと考えています。お楽しみに。

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